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静岡県立大学教員データベース


教員情報詳細


写真:栗木 清典

氏名
栗木 清典(KURIKI Kiyonori)
出生年月
1970年10月
所属・職名
食品栄養科学部栄養生命科学科(公衆衛生学研究室) 教授
食品栄養環境科学研究院 教授(兼務)
電話番号
054-264-5563
部屋番号
食品栄養科学部棟5321号室
Eメールアドレス
kuriki@u-shizuoka-ken.ac.jp
ホームページアドレス(URL)
https://dfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/labs/phealth/
研究シーズ集
https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/media/seeds2024sho071.pdf

学歴

1995年3月 名城大学薬学部製薬学科卒業
1997年3月 名城大学大学院薬学専攻修士課程修了
2002年3月 名古屋市立大学大学院医学研究科博士課程修了

学位

薬学修士 (名城大学・1997年)
医学博士 (名古屋市立大学・2002年)

専門分野

栄養疫学、分子疫学、臨床疫学、予防医学、公衆衛生学 など

担当科目

【学部】公衆衛生学、栄養疫学、健康管理概論、応用統計学、食品・栄養・環境科学概論Ⅰ(分担)、公衆衛生学実験、データサイエンス・AI
【大学院】公衆衛生学特論、栄養科学特論(分担)

主要研究テーマ

1)日本多施設共同コーホート研究(J-MICC Study)静岡・桜ヶ丘地区
日本人の生活習慣と遺伝子が病気とどう関連しているのかを調べる全国研究 (10万人)、および、独自研究 (6.4千人) を実施している。
詳細:研究実施機関 (静岡県立大学 食品栄養科学部 公衆衛生学)
https://jmicc.com/?page_id=1670
2)静岡県民を対象とした四季の食事調査を基にわが国の効果的な健康づくり政策を確立する栄養疫学研究 (J-MICC Sakura Diet Study)
生活習慣病の一次予防に資するため、ヒトゲノム、腸内常在菌プロファイル、尿中メタボローム、茶および尿中カテキン濃度、赤血球膜中の脂肪酸構成割合などの測定データ、各種の健康診断項目、食生活習慣要因からなるメガデータの相互関連および四季変動を検討している。

所属学会

日本癌学会
日本公衆衛生学会(公衆衛生学会誌・査読委員)
日本疫学会 (代議員)
日本薬学会
日本栄養改善学会(評議員、栄養学雑誌 編集委員:任期終了)
日本がん予防学会
日本疫学研究会
日本がん分子疫学研究会
日本運動疫学研究会
Asian Pacific Organization for Cancer Prevention
International Epidemiological Association
東海公衆衛生学会(理事)
がん予防学会 (評議員)

主な経歴

・1997年4月~1998年3月
名古屋市立大学医学部公衆衛生学教室 (研究員)
・2002年4月~2005年3月
ミレニアムプロジェクト (がん特定領域疫学分野)
日本学術振興会特別研究員PD
(愛知県がんセンター研究所 疫学・予防部 研修生)
・2005年4月~2007年12月
第3次対がん10ヵ年総合戦略研究事業
財団法人 がん研究振興財団リサーチ・レジデント
(愛知県がんセンター研究所 腫瘍病理部/疫学・予防部 研修生)
・2008年1月~12月
INSERM, E3N-EPIC, ERI20 Equipe Nutrition, Hormones et Cancer
Institut de cancérologie Gustave Roussy
Chercheur Etranger sur Poste Vert (外国人特別研究員PD)
*Institut national de la santé et la recherche médicale (INSERM):
フランス国立衛生・医学研究所に属する国立がんセンター研究所

学会認定資格
ゲノムメディカルリサーチコーディネーター (シニア):日本人類遺伝学会
上級疫学専門家:日本疫学会

受賞歴

2000年
Presidential award,
The 4th Congress of the International Society for the Study of Fatty Acids and Lipids
2023年度 静岡県立大学 教員活動評価学長表彰

主な社会活動

厚生労働省 管理栄養士国家試験出題 (ガイドライン) 改訂検討ワーキング・グループ 「社会・環境と健康」担当 (2010年4月-12月)
管理栄養士国家試験委員 (2017年~)
リレー・フォー・ライフ静岡実行委員 (2013年~)
静岡県地域診断研修会の講師 (2016年~2022年)
厚生労働省 令和4年度管理栄養士国家試験出題基準 (ガイドライン) 改訂検討会委員(2022年9月~2023年1月)

教育・研究に対する考え方

学生教育: 新しい切り口で生活習慣病の一次予防対策の立案と実践ができるように、日本、アジア、欧米諸国の栄養疫学研究の最新の報告書 (統計データを含む: 英文) を理解することを目指します。そして、時間、地理、民族 (文化および遺伝子要因を含む) などの要因別に、食生活と疾病構造の関連を系統的にまとめて Evidence Based Nutritionを構築するための高度な専門知識と技能を取得した人材の育成に努めたいと考えています。
研究: がん、循環器疾患、糖尿病、骨粗鬆症などの生活習慣病や認知症の発症予防に対して、1) 従来は検討できなかった病因や病態の解明、2) 新しい診断、治療の方法の確立、3) 新現象の発見や新しい仮説の提言を実現したいと考えています。同時に、国民がその成果を享受できるように、4) 医療や健診・検診に導入し、5) 食生活の改善による一次予防の効果をフォローアップできる体制の確立を目指しています。

研究シーズ集に関するキーワード

血液・尿のバイオバンク,生活習慣病の一次予防,健康寿命の延伸,健康障害の早期発見,バイオマーカーの開発

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