グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



静岡県立大学教員データベース


教員情報詳細


写真:合田 敏尚

氏名
合田 敏尚(GODA Toshinao)
出生年月
1955年12月
所属・職名
食品栄養科学部栄養生命科学科 特任教授
食品栄養環境科学研究院 特任教授(兼務)
「ふじのくに」みらい共育センター長
電話番号
054-264-5441
Eメールアドレス
gouda@u-shizuoka-ken.ac.jp
ホームページアドレス(URL)
http://coc.u-shizuoka-ken.ac.jp/
研究シーズ集
https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/media/seeds2012sho047.pdf

学歴

1979年3月 東京大学医学部保健学科卒業
1984年3月 東京大学大学院医学系研究科博士課程修了

学位

保健学博士(東京大学・1984年)

専門分野

栄養生理学、保健栄養学

担当科目

健康イノベーション教育プログラム(分担)、保健医療福祉論(分担)

主要研究テーマ

  • 糖質シグナルによる小腸のエピゲノム調節
  • 胎児期低栄養によるエピゲノムメモリーの機序
  • 糖質消化吸収の制御による糖尿病発症・進展抑制の分子機構
  • 末梢血白血球を用いた食後高血糖および関連炎症のエピゲノムマーカーの開発

所属学会

日本栄養・食糧学会(代議員)
日本生化学会
日本臨床栄養学会(代議員)
日本ビタミン学会(代議員)
日本消化吸収学会(評議員)
日本健康・栄養システム学会(理事、学会誌編集委員会委員長、大学院部会部会長)
日本レチノイド研究会
日本糖尿病学会
日本医療・病院管理学会
日本DOHaD学会
American Society for Nutrition

主な経歴

1984年4月 米国アリゾナ大学 博士研究員
1985年7月 米国アリゾナ大学 研究助教授 
1987年4月 静岡県立大学 助手
1997年4月 静岡県立大学 学内講師
1999年4月 静岡県立大学 助教授
2002年10月 文部科学省21世紀COEプログラム「先導的健康長寿学術研究推進拠点」事業推進委員(評価対象者)、 食品・医薬品評価臨床疫学研究部門代表、COE運営委員会委員、COE世話人会委員
2007年4月 静岡県立大学 准教授
2007年6月 文部科学省グローバルCOEプログラム「健康長寿科学教育研究の戦略的新展開」事業推進委員(評価対象者)、臨床疫学研究部門代表、COE運営委員会委員、COE世話人会委員
2007年12月 静岡県立大学 教授
2011年4月 大学院生活健康科学研究科長
2012年4月 大学院食品栄養環境科学研究院長、薬食生命科学総合学府副学府長
2013年4月 食品栄養科学部長
2015年4月 「ふじのくに」 みらい共育センター長(兼務)
2017年4月 静岡県立大学副学長
2021年4月 静岡県立大学食品栄養科学部特任教授

受賞歴

1993年 日本栄養・食糧学会奨励賞
2001年 日本消化吸収学会学会賞
2004年 日本応用糖質科学会技術開発賞(共同受賞)
2017年 日本栄養・食糧学会学会賞

主な社会活動

日本臨床栄養協会,日本サプリメントアドバイザー認定機構資格認定委員長
静岡県健康長寿プログラム検討会委員
静岡県フーズ・ヘルスケアオープンイノベーションプロジェクト戦略検討委員会委員
静岡市生涯活躍のまち静岡推進協議会駿河共生地区部会長
厚生労働省 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業評価委員会委員
日本医療研究開発機構 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業評価委員会委員、科学技術調査員

教育・研究に対する考え方

・教育に対する考え方
食と健康に関する高齢社会の現代的な問題に新しい視点で主体的に取り組むことのできる有為な人材を育成することを目標として、健康保持増進という目的意識を明確にした基礎栄養学領域の教育に取り組んでいる。特に、大学院教育においては、静岡県立大学グローバルCOEプログラムの栄養科学分野における実績に基づき、「エビデンスに基づいた保健・医療、栄養教育」を支える基礎研究の基盤を示すとともに、高度な実践研究能力を備えた栄養専門職業人の指導者や教育者の育成を目指している。基礎栄養科学から実践栄養科学までのバランスのとれた教育を心がけている。
・研究に対する考え方
栄養素に対する消化管の適応の現象は、つきつめてみると、管腔からの栄養素の情報を吸収細胞が受容し、それに対して遺伝子の発現量を変えることによって応答したものとみなすことができる。消化管に備わる食事への適応機構について、その原理ならびに分子機序を、「栄養素のシグナルによる転写因子およびヒストンコードを介した転写調節」の概念に基づいて明らかにすることを目標としている。一方、静岡県立大学グローバルCOEプログラムの臨床疫学研究部門代表としての実績に基づき、メタボリック症候群および2型糖尿病の境界領域者や軽度発症者に対する食品選択、栄養教育などの介入効果の科学的根拠を示すための研究に取り組んでいる。大規模疫学研究の対象者(健診受診者)の血液検体を用いて、バイオマーカーを測定し、血糖および脂肪蓄積の状態を特異的に反映できる指標としての妥当性を検討し、メタボリック症候群関連指標の改善を予測・評価するために最も効果的なバイオマーカーの組み合せの確立をめざしている。健康長寿の観点から、個人が持つ体質および現時点の健康指標プロファイルを考慮にいれたオーダーメイドの健康管理、栄養指導が今後益々重要になると思われるが、そのための礎石となる研究を、基礎研究の基盤の上に立って進めている。

研究シーズ集に関するキーワード

糖質の消化・吸収, 糖尿病, 食後高血糖, 慢性炎症, 酸化傷害, バイオマーカー

モバイル表示

PC表示